ヤンゴン アウンサン将軍宅、ヤンゴン川渡し船

概要: ミャンマーは東南アジアらしく通りはゴミだらけだし家々はオンボロだけど、みんなスマートフォンを手に持ってるし、夜の屋台にはLEDが灯っていたりとテクノロジーの進歩は確実に伝わっている様子・・・。
 昨日、買い物のお釣りで巨大な1000チャット札が手に入った。かなりデカイ・・・。偽札か?でも透かし入ってるし、ブラックライトにもきちんと反応・・・。宿の人に聞いたら、旧1000チャット札だそうで。デカすぎ・・・。
 宿のそばの中華料理店で豚肉炒飯と日本豆腐(豆腐にあんかけをかけた物)を食べてから、昨日と同じく43番のバスでアウンサン将軍宅へ。バス賃は一律200チャット。バスを降りてから日本大使館とドイツ大使館を横目に見ながら坂道を上ってアウンサン将軍宅へ。真っ昼間に来て、とても暑いのでベンチで20分ほど休んでから館内を見学。入場料は300チャット。
 建国の父であり、アウンサンスーチーさんの父でもあるアウンサン将軍が、暗殺されるまで住んでいた所らしい。使用していた食器や軍服、スーチーさん兄弟のベッドがある他、家の外にはアウンサン・リンが溺死した池がある。
 今日はとてもよく晴れていて暑さによる体力消耗が激しい。再び館内のベンチで休憩していたら、20分くらい昼寝をしてしまった。アウンサン将軍宅で昼寝・・・とてもいい思い出になったw 43番のバスでダウンタウンに戻り渡し船が出ている桟橋へ。ヤンゴン川を渡って対岸のダラーへ行く通勤フェリーが出ている。ここのフェリーは日本が寄贈したものらしく、外国人は往復4000チャットだが、日本人は例外的に無料となっている。パスポートを振りかざしてアピールすると、マネージャーオフィスに行けと言われたので、行ってそこのノートに名前と国籍を書いたら乗船手続き完了。
 そうこうしているうちに5000チャットで観光ガイドするよという輩が寄ってきたのでスルーしつつ、絵葉書売りから絵葉書を2枚1000チャットで買った。(2000チャットから値切った)
 船に乗船。広島の中谷造船製を示すエンブレムが付いている他、from the People of Japanが日章旗と共に壁に書いてあったりする。英語を喋る若者が色々船の説明をしてくれた。この船が寄贈される前に運行されていた船はボロくて遅く、45分間隔の運行だったのが、日本船が寄贈されてからは20分間隔の運行になって、とても便利になったらしい。
 この若者なんと同い年の27才で色々話して面白かったものの、やたら親切なのでおや?と思っていたらやっぱり、トライショーの運転手だった。トライショーに乗って観光しないか?と言う。対岸のダラーにはフィッシング・ビレッジとか、バンブー・ビレッジとか、なんとかパゴダとか見所が多いらしいが、歩き疲れていたのでスルー。観光の誘い自体はしつこくなかったので、悪い気はしなかった。むしろ船の説明を色々聞けたので面白かった。若者はトライショーの登録ライセンスが切れたので、更新をしに対岸のヤンゴンへきていたらしい。
 ものの5分で対岸のダラーへ到着。ダラー港は船の寄贈と共に行われたヤンゴン港リハビリプロジェクトで、日本が建て直したものらしく、桟橋には日章旗とミャンマー国旗が書いてあった。フェリーはチェリー1~3号の3隻寄贈された模様。なおさっきの若者いわく急ぎの人のための小舟もあるらしい。
 港の外へ出ると、さっきの若者の何倍もしつこくて、怪しい日本語を話すトライショーの運転手が寄ってきた。ガードを固めてジュースを飲みながら話だけ聞いていると、他のトライショーの運転手も群がってきてこっちを見ているw 試しに値段だけ聞いてみると、Up to You!と言う。お任せするよ!という事か・・・。ジュースを飲み終わって、運転手を振り切り同じフェリーに乗船してヤンゴンへ戻る。
 桟橋のそばの中央郵便局や英国、オーストラリア大使館、100円ショップの得々屋(ただし値段はバラバラ)などを見ながら、スーパー「東京タワー」で買い物して宿へ戻る。
 宿で休憩した後、スーレーパゴダそばのインド料理店にチャパティを食べに行くが、19:30にも関わらずもう店じまいを始めていた・・・。閉めるの早すぎ・・・。仕方なく数日前に発見した、中華街にある友寿司とかいう日本料理店へ言ってみた。3800チャットの天丼と2000チャットの餃子を注文。味はなかなかウマイ。店内にはかなり古いJ-POP(90年代前半か・・・)が流れている。寿司のカウンターももちろんあった。途中でオーナーが出てきた。オーナーは日本人ではなかったけど、ミャンマー人らしくフレンドリーな人だった。オーナーが見せてくれた「ミャンマー・ジャポン」という現地日本人向けの月刊誌を読みながら天丼を食べる。空港からのタクシーで3月号を読んだけど、ここのは最新の6月号だった。
 ヤンゴンは日本人がかなり多いらしく、カオサン通りとかと違って日本語を話す店の人とか、タクシー運転手、観光地の客引きがとても多い。(カオサンは英語がとてもよく通じるけど、日本語が通じる人を探すのが難しい)


行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)

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GPSデータ:2016年05月31日

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