ヤンゴン→モーラミャイン 列車でモーラミャインへ

概要: 約1週間泊まったホワイトハウス・ホテルを6時前に後にし、いつもの食堂で豆ご飯のフタミンシーサンを2つ食べる。混ぜてあるフライドオニオンがとてもウマイ。メニューにあるLipoも注文。異国で飲むリポビタンD。500チャット。ラベルがタイ語なので、タイからの輸入品のようだ。朝食のあとは歩いて駅へ。6:30に駅へ到着。すでに列車が入線していたので、回りの人にモーラミャイン行きか聞いてから乗り込む。
 列車に乗り込んだものの、席が見当たらない・・・。と思っていたら、普通車の方に乗っていたので、アッパークラスへと移動。普通車の固い座席と違って、とても柔らかい椅子でしかも、かなりリクライニングする。
 切符に書いてあるA3という座席に座っていたら、他の人がやって来て自分もA3だという。困った。ダブルブッキングだ。車掌がやって来て問題を処理していたら、なんと座席番号の書き間違えで乗客名簿にはA7となっていた。切符に上からA7と書かれ、A7の座席へ移動。切符も乗客名簿も手書きで、まだコンピューター化されていないようだ。
 写真を撮りながら出発を待つ。7:15定刻に発車。時速30kmくらいでノロノロ進む。まだミャンマーの鉄道は電化されておらず、ところどころ腕木式信号機や給水塔など蒸気車時代の設備が残っている。しかも上下左右にものすごく揺れるw 乗り心地は最悪だけど、同じリズムで上下に揺れる乗客を見ているとなかなか楽しい。しかしアッパークラスにしてよかったと思う。普通車の固い座席で9時間も行くことを考えたら恐ろしい。
 乗っている外国人は自分だけのようで、回りのミャンマー人が色々親切にしてくれる。後ろのこれからモーラミャインに帰るという元教師のおばさんは、なかなか英語がウマイ。
 車内や駅のホームを物売りが頭に商品をのせて歩いているけど、とてもバランス感覚がいい。ものすごく揺れる車内で全く物を落としたりしない。物売りからはポテチとコーヒーとジュース、水等を購入。
 途中でスコールが降りだしたので、皆で列車の窓を閉めるものの、風が入って来なくなるので、車内は蒸し風呂と化した。30分ほどして雨がやんだので窓を開ける。田舎の子供たちが皆、列車に手を降っている。
 最後に大きな橋を越えると、モーラミャインに無事到着した。250km、9時間の列車旅で鉄分もたくさん摂取できた。元教師のおばさんが、宿はどこなのかと心配してくれる。Pann Su Waiゲストハウスだと言うと、タクシーの運転士と交渉してくれた。2000チャットでいいという。おばさんありがとう。軽トラ改造のタクシーで宿へ。駅と宿の集中している川沿いの間が丘になっていて、ここを歩いていくのは大変そうだ。
 Pann Su WaiゲストハウスはWikitravelに載っていた宿で開業半年のとても新しい宿。エアコン、テレビ、冷蔵庫、トイレ・シャワー、WiFi付きでなんと12ドル、12000チャット。この設備では破格の安さだ。WiFiもそこそこ早いし、ホワイトハウス・ホテルみたいに夜間はOFFになったりしない。フロントの人もミャンマー人らしくフレンドリーだ。
 なお、宿代をATMで下ろしたが、国際キャッシュカードの手数料がなんと5000チャット・・・。タイ並みに高い・・・。
 無事宿も決まったので、周辺を散策。川が流れていて景色がとても良い。桟橋へ行くと、漁師をしているという人が話しかけてきた。穴ボコだらけになっている桟橋を漁師が先導してくれる。写真を撮りたいというので、一緒に記念撮影。年は38歳。見えない・・・。近くにいた人とも記念撮影。この人は大学生だった。19歳。漁師がバイクで一緒に観光しないか?という。しかもお金は取らないというが、移動で疲れ果てているし、昼飯を食ってなくて腹が減っているので丁重にお断りした。割りと感じは良さそうな輩だったが・・・。
 桟橋そばのYKKOレストランで晩飯。メニューに値段が書かれていない・・・炒飯4000チャットすごく高い・・・。まぁ立派なレストランなので仕方がないが。んで、炒飯を頼んだものの、なんか野菜炒め?みたいなのが出てきた。けどウマイのでそのまま頂く。リンゴのフレッシュジュース1700チャットも頂いた
。冷えてはいなかったが、結構ウマかった。


行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)

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GPSデータ:2016年06月03日

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