パクベン→ルアンナムター

概要: ミャンマー国境からずーっと移動しっぱなしで疲れてきたので、ルアンナムターへ行って長居することにする。ナムターはドコに何があるか知ってるし、高地で涼しい居心地のいい街。国境に近いので、滞在期限が切れそうになっても、中国に出てしまえばいいので安心。昨日何人かにウドムサイ行きのバスを聞いてみたら、みんな8時だと言うので、6時に起きて、7時に宿をチェックアウト。今日は曇っていて川沿いの山に雲がかかっている。
 船着き場の商店の女性にバスターミナル行きたいんだけど・・・と言うと、向かいの家に声をかけてくれ、バイクタクシーが出てきた。ターミナルまで3km 2万キップ。掘っ立て小屋のようなターミナルだ・・・。ターミナルで昨日道で会ったバックパッカーと再開。お互い驚く。ターミナル隣の地元民用食堂で朝飯。食堂の兄ちゃんがすごく流暢な英語をしゃべるので驚いた。なんでも独学だそうで・・・。カオニャオ5000キップを頂く。ラオス式バーベキューは1つ2万キップ。ウマそうだけど、現地通貨が不足ぎみな今回はパス。ターミナルでウドムサイまでの切符を購入。4万キップ。ウドムサイでルアンナムター行きに乗り継げるか聞いてみると、できるという。同じく4万で所要4時間らしい。今日中にナムターに行けそうだ。
 8:30になりバスが出発。中国の中古バスのようで、フロントガラスが割れたまま走っていく・・・。早起きして眠いので、寝たり起きたりしながら行く。道路は舗装されていて、アップダウンがあるものの快適。ただ座席が窮屈なのがキツイ。
 12:30にウドムサイに到着。ウドムサイは華僑が多いらしく漢字の看板が多い。さっきのバックパッカーが君もルアンパパーンに行くんだろ?と聞くので、いや、ルアンナムターだけど・・・と答えて、英語のガイドブックを見ながら暫しお喋り。なんとフランス人だった。実は英語あんまりよく分かんないらしい・・・。切符売り場でルアンナムター行きを聞いてみたら、別のターミナルから出ているらしい。ついでに切符売り場隣の非公式っぽい両替所で1000バーツを両替。22万キップになった。現地通貨が不足しつつあったので助かった。
 トゥクトゥクで別のバスターミナルへ移動。2万キップ。ここウドムサイはタイのような3輪のトゥクトゥクが走っている。ルアンナムターは4輪の軽トラ風トゥクトゥクが多い。別のターミナルでナムター行き切符を4万キップで購入。15時発なので、ジュースとお菓子を買って食べたり、露店を覗いたりして2時間ほど暇を潰す。
 15:30になり、大雨のなかを出発。バスはヒュンダイ製で台湾で使われていた中古バス。途中1050mの峠を越える。とても景色のいいルート。4時間後ルアンナムターに到着。4年ぶりのナムター。バスターミナルの南側に新しい建物ができている。
 ターミナルの料金表を眺めていると日本人だという、おじさんが話しかけてきた。なんでもベトナムのディエンビエンフーから抜けてきて、ナムターは10数年ぶりらしい。一緒に2万キップのトゥクトゥクで市街地へ。トゥクトゥクの中で色々話した。61歳で退職してから時々一人旅をしているらしい。流れて、一緒に食事をすることに。マニチャン・レストランで35000キップの豚肉ラープと5000キップのご飯を食べる。食べながら、さらに話が弾む。東南アジアはだいぶ、あちこち行ったことがあるらしい。明日12時にレストランで待ち合わせて一緒に観光しよう、ということになった。その後は別れて以前泊まった宿へ。宿は健在だか名前が変わっている・・・。ダブルで7万キップ。WiFiはナシ・・・。日本語が結構上手な宿の男の子が、部屋へ案内してくれた。
 ルアンナムターは570mの高地なので夜が涼しい。夜市などを散策してから宿に戻って寝た。4年ぶりのナムターは、前来た時と少し変わっている。ネットカフェが無くなり、ラオ・スカイウェイ航空の事務所に変わっていたり、タイ料理のファーストフード店ができていたり・・・。


行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)

GPSデータダウンロード「GPSデータとは?」
GPSデータ:2016年06月17日

写真をクリックすると大きいサイズの写真が表示されます。



戻る