ルアンナムター→モンラー 国境で誕生日

概要: 27日でラオスの滞在期限が切れるのと、人民元の現金を確保したいので、一旦中国へ。6:55に目が覚めてしまったので、びっくり。バスチケットを買ったトレッキング屋のシンさんが7:00にピックアップしてくれる約束だったので、あわててチェックアウト。それでも10分ほど遅れてしまった。宿の前で無事シンさんと合流。バイクの後ろに跨がって中国行きバスの出ている所へ。バスターミナルへ行くかと思いきや、裏道に入り朝市(タラートサオ)の方へ行くので、どうやら中国人街からバスが出ているらしい・・・。
 中国人街にて無事バスに乗車。シンさんとお別れしてルアンナムターを後に。国道沿いのルアンナムター・バスターミナルに寄って乗客を増やしてから、再び出発。乗客の半分ほどは中国人だし、運転手も中国人のようだ。中国語が通じるので助かる。途中ウドムサイとの分岐にあるNATUEY村や、国境5km手前のBAN BO PIAT村に寄って、乗客を載せ下ろししながら国境へ。国境付近に入ると中国の携帯基地局に繋がったのか、それまで溜まっていたSMS不在通知がダーッと携帯に届いた。ラオスでは国際ローミングがうまく機能していなかったせいだろう。
 無事国境ゲートに到着。4年前に工事中だった金ピカの国境ゲートが運用されている。前の掘っ立て小屋のような国境は、まだ建物が残っているけど・・・。
 約10日ぶりにラオスを出国。国際バスに戻って中国側国境ゲートへ。いつの間にか免税店ができている。荷物を全部持って降りろと言われたので、全部持って行き、銃を構えた武装警察の荷物検査を受ける。なんか怖い・・・。国境で、入国カード自動作成機にパスポートをかざして、入国カードを自動作成。入国審査へ行くと、ビザは無いのか?と聞かれたので、日本人は要らないんだけど・・・と言うと、隣の審査官に確認していた・・・。審査官としばし、お喋り。中国語どこで学んだのか?とか、仕事は?とか、ビザなし入国は15日だけど足りるのか?とか聞かれた。しかも入国目的は?とか聞いてくるので、入国カードを振りかざして、「ちゃんと読めよw」と言ってしまった。
 無事中国に入国。4年ぶりの中国。なんだか国境ゲート前が4年前と比べて、ものすごく栄えている・・・。名物の闇両替も寄ってきたけど、キップ→元の両替はレートが悪いのでスルーして後で銀行行って下ろすこととする。国際バスの運転手にここで降りるのか?と聞かれた。シンさんにはボーテンまでと言っておいたものの、このままモンラーまで直通で行けるようなので、20元追加で払ってモンラーへ。国際バス乗り換えなしでモンラーへ行けるので結構便利だ。ただ速いので、国境で写真撮影している暇があんまりないけど・・・。
 バスに乗り込むと、自分の席にラオス人の子供が座っている。最初は「どいて」って言ってしまったけど、前が見たいっぽいので、2列席だし自分の荷物を1列後ろの席に置いて、二人で並んで座ることにした。モーハンのバスターミナルや途中の街で乗客を下ろしながら北へ進む。国道沿いにずっと工事現場が続いている。どうやら2車線→4車線の拡張工事をしているらしい・・・。3時間半で無事モンラーに到着。なんかすごく立派なターミナルができている。
 ターミナルの外に出ると、バイクタクシーが声をかけてきたので、モンラーにユースホステル(青年旅舎)はあるのか聞いてみた。あると言うので、次に工商銀行はあるか聞いてみると、モンラーには無いらしいので建設銀行へ行ってから、青年旅舎へ行ってもらうことに。4年ぶりのモンラーはすごく発展していた。建設銀行で1200元確保してから、青年旅舎へ・・・。100元札が新しいデザインになっている。バイクタクシーの運転手と色々中国語で話ながら行く。言葉が通じるのが嬉しい。
 んが着いたのは二軽賓館(アルチン ビングアン)・・・。青年旅舎(チンニエン リューショー)とチンしか合ってないんですけど・・・。
んが、部屋を見せてもらうと、結構マトモだし、一泊60元でネット回線付きなので、ココに泊まる事にした。フロントのおっさんも結構感じがいい。
 バイクタクシーに15元払うときに、ラオスキップが見えたらしく、それは日本のお金なのか?と聞かれた。どうやら日本円を見てみたいらしいので、リュックから小銭を取り出して見せる。あいにく紙幣は全て使ってしまっていた。興味津々でコインに見入るバイタクのおっさん。穴の空いている50円が珍しいようなので、あげることにした。
 宿にチェックイン。宿代60元にデポジットを足して100元払う。外国人の宿泊登記方法がよく分からないらしいので、代わりにパソコンを操作して自分で登記した。中国の田舎ではよくあることだ。
 早起きして眠いので宿で昼寝をしていたら3時間も寝てしまった・・・。と思っていたら、携帯の時刻がいつの間にか北京時間に変わっていて、実際に寝たのは2時間強だった。時差の存在をすっかり忘れていた。数日でラオスに戻るので、ラオス時間のまま生活することにした。昼飯を食べていないし、朝飯もポテチをバスの中で食べただけなので、宿周辺をウロウロ。パン屋を発見したので4元のパンを買って食べる。なかなかウマい。
 前回南京に留学したときに確保した1元コインが大量にあって重いので、使ってしまいたいけど、ここ雲南はどこも断られてしまい使えない・・・。しかしこのパン屋は、どうやらコインが珍しいようで、5分、1角、1元の全種類のコインを組み合わせ払った。大量のコインを処分できてよかったけど、まだ余っているので、昆明か珠海あたりで使いきってしまおう。1元札も大量にあるので、できるだけ小銭で支払って枚数を減らす。
 さらにウロウロ。2元ショップがあったので入ってみると、なんと人民元柄のお財布(おもちゃ)が売られていた。とても面白いデザインだ。1つ3元で、物好きな人へのお土産に良さそうなので4つほど購入。
 中国へは数ヵ月後にまた来るので、携帯番号を確保する事にした。いつも中国移動通信ばかり使っていたので、今回は別の中国聯通にした。100元でSIMカードを購入。が・・・手続き中に携帯屋の店主の友達とやらがやって来て、店主が友達とずっとお喋りをしているので、全然手続きが進まない・・・。30分ほど待ってようやく手続き終了。宿の近くに4年前に利用したバスターミナルがあるので行ってみたら、ほとんど取り壊しされていた・・・。奥の建物はまだ残っていて、たしかに見覚えのある光景だった。
 宿でしばし休憩。宿にネット回線があるのはいいけど、ここは中国なので検閲の影響でTwitterやFacebookが使えない・・・。VPNトンネル掘らねば。夜になり、宿の斜め向かいの麺屋さんで刀削面を夕飯に食べる。7元。初めての刀削面。案外おいしかった。


行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)

GPSデータダウンロード「GPSデータとは?」
GPSデータ:2016年06月24日

写真をクリックすると大きいサイズの写真が表示されます。



戻る