概要: 昼過ぎまで寝てしまった。もう一泊するかとも考えたけど、ラオス国境までなら戻れそうなので、とりあえず駒を進めることにした。ウドムサイ方面で行けるところまで行ってみよう。
北京時間の15時に宿をチェックアウト。12時を過ぎているので、デポジットの40元は戻ってこなかった。宿のおっちゃんに、バスターミナルは1つしかないのか聞いてみたけど、そうらしい。4年前は2つのターミナルがあった。国境行き最終バスがもう出ていたら、戻ってきてもう1泊すると告げて宿を後に。宿のおっちゃんいわく、1番のバスでターミナルへ行けるらしいが、最終バスが何時か分からないので、たまたまやって来たバイクタクシーで急ぐ。15元。
ターミナルに着くと、バイタクのおっちゃんが「バイクで国境行こうよ!!」と言う。とても面白い体験ができそうだ!! 危なそうだが・・・。けど、100元と言う。交渉していると80元まで下がったけど、まだ高い・・・。とりあえず、最終バスがまだ出ていないか確認して、もう出ていたらバイクで行くことにした。バイタクを待たせて切符売場へ。さいわいバスはまだあったので切符を購入。17元。すぐ出発するらしいので、バイタクに「ごめんけどバスで行く」と言ってから、商店で飲み物食べ物を調達。ターミナルの時刻表を見ていたら、首都、ビエンチャンやルアンパパーン、ポンサリーへの国際バスもここから出ているっぽい。
一路、国境の町モーハンへ。来たときと同じく、途中で客を載せ下ろししながら行く。一番後ろの席に座っていたけど、途中で前方の席が空いたので、前がよく見える席に移った。
無事モーハンに到着。中国側とラオス側のどちらに宿を取るか迷ったけど、まだボーテンの町をほとんど見たことないし、何人かに聞いたところまだ国境ゲートが開いているらしいので、国境を越えることにした。(北京時間の21時まで開いているらしい)闇両替で100元を両替。123000キップ。思ったより悪くないレート。闇両替に「100元じゃすぐ使いきってしまうよ」と言われるが、ラオス北部は人民元が、だいたいそのまま使えるのでスルーした。中国を無事出国。歩いてラオス側へ。1日ぶりにラオスへ入国。うーん、やっぱりラオス人は人がいい。
国境ゲート出口にたむろしているワゴン車に声をかけられたので、料金を聞いてみた。ルアンナムターまで20万キップ、ウドムサイまで40万キップ・・・とても高い・・・。大人しく明日のバスを待つことにする。ボーテン市街までは15元で行ってくれるらしいが、1kmほどしか無いので歩いていくことにした。中国人向けの免税店が立ち並ぶボーテン。看板もほとんど中国語だし、あちこちから中国語が聞こえる。
市場のあるあたりで安宿を発見したので一泊。ネットとエアコン付きで80元。ちょっと高いが、もっと高そうな宿も多いので妥協。部屋はかなりキレイで広い。
夜になり、マトモな昼飯を食っておらず腹が減ったので、夕飯を食べる。中華料理の看板が出ている中国人経営の店に入り、「メニュー見せて」と言うと、「ここにある食材から作れるものを選んで」と言われた・・・。何が出てくるか分からん・・・。とりあえず炒飯作れるか聞いてみたら、作れると言うので、豚肉炒飯を頼んだ。15元。店主は中国人なものの、ラオス人っぽい人もウエイトレスとして働いている、この店。
炒飯はとても美味しくて腹一杯になった。国境ゲート方面へ歩きながら、市場の商店を物色。ラオスなのに商店に物が沢山あふれている。物の少ないルアンナムターとは全然違う。やっぱり国境貿易の町だ。商店も中国人経営が多い。安宿で蚊に悩まされてたので、5元の蚊取り線香を買ってみた。この先の旅で役に立ちそうだ。
夜の国境ゲートを見に行ってみた。とてもキレイにライトアップされていたものの、犬にメチャクチャ吠えられたので退散・・・。しかも犬だけじゃなく、偶然通りかかった入国管理の審査官にも怪しまれたので、パスポートを見せながら適当な中国語を言ってかわした。最初はバイクに跨がった人が話しかけてきたので、バイクタクシーか?と思いきや、よく見ると制服を来ていたので、審査官だった・・・。
高度880mでとても涼しいボーテンの町。物も多いし、中国語も通じるし、それでいて人のいいラオス人も多い。小さいながら、なかなか居心地のいい町。もう一泊しても良さそうだ。
行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)
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GPSデータ:2016年06月25日
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