ラオカイ 4年ぶりの旅館タインダット

概要: ラオカイ・バスターミナルに到着。バスには5人ほど乗っていて、半分くらいはまだ寝ている。タクシーの客引きが寄ってきたけど、駅まで15万ドンもするらしいのでスルー。あまりにも高い・・・。車掌いわく、ターミナルが開くまで待機しているらしいが、ここが終点のなのは代わり無いようなので、とりあえずターミナルのトイレに行ってから、夜が明けるのを待つ。
 1時間ほどして夜が明けた。乗客の何人かはすでにバスを降りてしまっている。再びタクシーと交渉。5万ドンくらいから交渉してみると、バイクタクシーで良ければ7万でいいと言うので、乗った!! 朝のラオカイ市街をバイクで疾走。小雨が降っているけど、風で飛んでいってしまう。エンジンの切れたバス車内が暑かったので、バイクの疾走が涼しくて気持ちいい。
 バイクには、駅前の以前泊まった旅館タインダットへ行ってもらった。無事に到着すると、宿の中から女主人が出てきた。たぶん4年前と同じ人だが・・・なんと中国語が喋れるようになっている!! 中国人客が多いらしい・・・。4年前はベトナム語しか話せなかったこの女主人。なかなか可愛い。女主人にパスポートを見せる前から「日本人なんでしょ? 中国語うまいね」と言われてしまった。どうやらさっきのバイクに降り際「日本人だよー」と言ったのが聞こえていた様子。
 宿はシャワー付き30万ドンと、シャワー共同25万ドンの2タイプの部屋があるらしい。4年前と同じ値段。前回は30の方に泊まったけど、今回は安い25の方に泊まる。「ビザ無いの?」と言われたので、「日本人はビザ要らない」と言っても分かってもらえない。ディエンビエンフーの宿もそうだったけど・・・。とりあえず4年前の期限が切れているビザを見せてごまかす。「期限切れてるよー」と言ってもお構いなしの様子。
 夜行バスの中で全然眠れなかったので、腹が減っているけど寝る。夕方3時まで寝てしまった。
 宿の1階はかつて床屋だったらしく、その手の設備や、鏡が設置してあるが、いまは閑古鳥状態・・・。一方でカフェも兼ねているらしく、カフェと宿は結構繁盛している模様。とりあえずコーラを売ってもらってカフェで飲み飲み。女主人はサトウキビを包丁で豪快にぶった切って、絞り機にかけてサトウキビジュースを客に振る舞っている。
 この女主人、前回は言葉が通じないのでよく分からなかったけど、なかなか世話焼きでいい人っぽい。共通言語の中国語で意思疏通をはかる。手持ちのベトナムドンが少ないのを知っているのか、「両替しようか?」と言われたので100元を替えてもらう。が、30万ドンにしかならない・・・。貴金属店なら33万になるので「いや33万でしょ」と言ったら、すんなり33万にしてくれた。
 ラオカイ市街を散策するも、高度100mしかなくかなり暑いので、ダウンしてすぐ宿に戻って来てしまった。途中でBANH DOU XANHを売っている店で買おうとしたけど、値段交渉に失敗してしまって買えなかった・・・。ラオカイ駅で時刻表を表示する端末を触って遊んでいたら、欧米人のじいさんが「ハノーイ!ハノーイ!」と大声で叫びながらなんか話しかけてくる。どうやら地元民と勘違いされているらしい・・・。一応端末機でハノイ行きの時刻表を見せてみたが、それでも「ハノーイ!ハノーイ!」連呼してうるさいので、切符売り場を指差して、駅の係員にお任せした。ラオカイ駅前は4年前とほとんど変わっていない。駅舎は少し新しくなったような気がする。
 夜になるまで宿で休憩。建物の造りのせいなのか、宿の中は扇風機で十分涼しい。
 夜になり、女主人に紹介してもらったレストランで晩飯。結構イイレストランで、英語もかなり通じる。欧米人客も多い。豚焼き肉定食10万ドンとホットチョコレートミルク4万ドンを頼む。すごくウマい。フレッシュジュースを頼んだけど、どれも品切れだったので残念。朝飯も昼飯も食べていないので、思いっきり贅沢をする。食べ足りないので、さらに炒飯6万ドンを追加しお腹一杯になった。
 宿の女主人に水を1万ドンで売ってもらって、女主人と色々話ながら飲む。中国語が通じるものの、あまり込み入った話は通じない模様。「4年前にもココ泊まったんよ?」と言ったけど、うん多分通じてない・・・。女主人が「すもも」の様なものを剥いて食べさせてくれた。案外美味しかった。


行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)

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GPSデータ:2016年07月02日

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