概要: 一度朝に起きたものの、二度寝して昼近くまで寝てしまった。宿の女主人に起こされる。「出掛けるから、チェックアウトするか、もう一泊するか、はっきりしてくれ」とのこと。もう半泊して今夜の列車で昆明へ行くか考えたけど、香港行き飛行機への乗り継ぎの関係上、早めに昆明へ入っておきたいので、駒を進める事にした。
急いで荷物をまとめてチェックアウト。宿の写真を取りながら、バイクタクシーと値段交渉していると、別のバイクタクシーが現れた。後から現れた方は国境まで4万ドン。最初のは2万でいいと言うので、最初の奴で国境へ向かう。川沿いに国境への道が続いていて、結構眺めがいい。4年ぶりのラオカイ国境。闇両替が寄ってきたので、余ったベトナムドンを両替して、20元をゲット。国境を越える。
出国審査で、「中国からこっちにすぐ戻ってくるか?」と聞かれた。どうやらネットの噂どおりビザラン規制が始まっているようで、入国二度目からはビザが必要な模様。「戻ってこないから大丈夫」と答えて出国。橋を渡って中国へ。中国側河口の出入国審査場ビルがなんだか新しくなったような気がする。中国に入国。
河口北駅へのバイクタクシーを探すが、中国側の連中はやる気がないらしく、全然寄ってこない。3分ほど探してバイクタクシーを発見したので、一旦銀行に寄ってから、駅へ。駅まで20元。銀行で人民元を確保。
駅についたものの、まだ駅舎が閉まったままで、みんな暑い中外で待っている。とりあえず露店で飲み物とお菓子を確保して食べながら、駅が開くのを待つ。4年ぶりの中国鉄道。4年前は河口→昆明の鉄道が運休していたのでバスで昆明へ行ったんだった。新しい鉄道が数年前に開通したので、今回は乗り鉄してみる。
30分ほど待つと駅が開いたので中へ。中国鉄道名物の荷物検査を食らうが、この駅、結構検査がキビシイ。大都市の駅と違って、乗客が少ないせいか、ちゃんと検査しているみたい。鞄を開けられて中身も検査されたけど、特にヤバい物は持っていないので、そのままパス。切符売り場へ。切符売り場の電光掲示板を見ると今日の硬座は売り切れてしまったようなので、寝台の硬臥で行くことにした。121.5元。お釣の5角がコインで返ってきた・・・。雲南はコイン受け取ってもらいにくいので、んーちょっと困る。改札を通って、待合室へ。冷房がほとんど効いていない中、しばらく待つ。
出発30分前になって改札が始まったので、列車へ。出発してから1時間ほど寝る。トンネルと橋が結構多い。河口の100mから昆明の1800mまで、ぐんぐん高度を上げる。この列車には、換車票(切符の交換証)が無いらしく、車掌に何処まで行くのか、何回も聞かれてしまった。
小腹がすいたので車掌に、食堂車無いか聞いてみたけど、無いとの事。その代わり蒙自駅を出たら、弁当の販売があるらしい。蒙自駅を出て弁当や飲み物の車内販売が始まったので、弁当20元と水3元をゲット。弁当はまぁまぁウマい。弁当を食べ終わって、しばらく車窓を眺めていたけど、日も落ちて、眠くなってきたので、再び横になって寝る。
目が覚めると、昆明7km手前の操車場で停車している。しばらくして昆明駅方面へ出発し、昆明到着。ネット情報によると、以前泊まった昆明国際ユースホステルは潰れてしまったらしいので、欧米人に人気な昆明大脚氏ユースホステルへ。ホステルへ電話してみたところ、ドミトリーにまだ空きがあるらしいので、安心してホステルへ向かう。
駅を出ると旅館やバイクタクシーの客引きが群がってきた。旅館の方をスルーしつつ、タクシーと交渉。なんと50元高過ぎ・・・。しかも「バスはもうないよ」とか言ってる。4kmなので歩けない距離ではないけど・・・。大通りに出ると普通にバスが走っていたので、北方面へ向かう2元のバスに適当に乗ってホステル方面の交差点へ。
ホステル方面の交差点でバスを下車。GPSが地味に役に立つ。乗り継ぎのため別のバス停へ歩いていると、再びバイクタクシーに声をかけられた。スマホに保存しておいた、ホステルのサイトを見せながら交渉。なんと10元でイイらしい。バイクで行くことに決定。んが、2kmほど手前で下ろされてしまった・・・。どうやらバイクのおっさんも、よく道が分からないらしい・・・。なのでGPSで道案内しながらホステルへ。結構遠回りになってしまった。ホステルの50m手前で下車。運ちゃんが「こんな所に宿なんか、あるわけないだろう」と言うくらい裏通りだけど、事前に調べておいた場所と同じなので下車してホステルへ歩く。運ちゃんには10元多目の20元を渡した。案外感じのいい、おっちゃんだった。
無事にホステル到着。最初、ホステルの入り口がよく分からなかったけど、ガラスをノックしたら宿の人が「右の鉄扉から入れるよ」と教えてくれた。6人ドミトリー1泊45元。ユースホステル会員証があれば40元だけど、あいにく4年前に使っていたのは期限切れだ。結構イイ感じのホステル。噂どおり欧米人が多い。なんとこのホステル、VPNサービスをやっててFacebookやTwitterが使える!! しかも無料。すげぇ。
小腹がすいたので、宿周辺を散策。が、ほとんどの店が閉まっている・・・。ようやく見つけたコンビニで水や菓子などを調達。留学中によく食べていたお菓子などが並んでいて、結構懐かしい。
客室へ入ると他の人たちが皆寝静まっていたので、起こさないように荷物をロッカーへ入れてから眠りについた。夜遅いので、シャワーは翌日浴びることにした。
行程図。マウスドラッグで地図の移動、ホイールで拡大/縮小ができます。
(軌跡データが表示されるまで、しばらく時間がかかります。)
GPSデータダウンロード「GPSデータとは?」
GPSデータ:2016年07月03日
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